ストレスと血糖値
ストレス状態が長期間続くと精神面ではうつ病や神経症を招き
体の面では生活習慣病を招く危険があります。
ストレス状態によって自律神経系や内分泌系に障害を起こす
ことがあります。
自律神経は、体中の臓器や器官の働きを調整する役割が
あり、呼吸、体温、発汗、脈拍、血圧、排便、排尿を
つかさどっています。
内分泌は、脳の視床下部や脳下垂体、甲状腺や副甲状腺、
すい臓、腎臓、副腎、睾丸、卵巣など、さまざまな臓器や器官
から分泌される何十種類にも及ぶホルモンの分泌を
さします。
ホルモンは体の恒常性を保つのに不可欠です。
これを失われると最悪の場合には生命の危機もあります。
ストレスはこれらの体の機能を乱します。
血糖値が高くなったら血糖を処理するインスリンの
分泌が増えます。
ストレスによってこれらが乱れて高血糖な状態が
続くこともあります。